医茶同源?
ひさしぶりに、ちょっと茶を語りましょうかね。

中国茶の世界では、茶を6つに分けます。
白茶、黄茶、緑茶、青茶、紅茶、黒茶

これに花茶とか、薬茶とか茶外の茶とかが別にあるんだったと記憶してますけれど、
その辺の正しい知識は、ひらた大先生のTea Recipeにおまかせするとして、私は長年の疑問がやっと一つに繋がってきたのでそのあたりの話を。





なぜ茶を6色に分けるんでしょう? 陰陽五行論という、まあ中医学をやる人ならだれでも通る中国医学の基本的考え方、というか哲学?というか、うーんまあいいや、陰陽五行論です。
このうち、五行論は世の中を極端にいえば5つに分けて考えるというわけで、味覚も臓器も季節も色も5つのグループに分けてるんです。このあたり、インドの伝承医学アーユルヴェーダが3つに分けているあたりに近い考え方で、昔から口伝えに伝わってきた生活の智慧とでもいいますかね、そういうニオイがあります。

で、色の話をすると、青、赤、黄、白、黒の5つがあるんです。で、それぞれ木のグループ、火のグループ、土のグループ、金のグループ、水のグループとなっていて、臓器としては、肝、心、脾、肺、腎がそれぞれのグループに属するんですね。
で、どうやらこの色を茶の分類に結びつけたということは以前にきいていたのですが、5つの分類にもれているのは黒で、プラスアルファ黒で6つなのだと勘違いしてました。
少林寺の気功では、中医学もちょっと勉強します。これでやっと五色がわかったのですが、あれ?緑がない? びっくり ! 5つ+1つの1つは、緑茶だったんですね。

これ以上書くとややこしくなるから、ざっくり省きますけれど、茶の勉強を始めた頃からもうかれこれ10年に近くなっています。この10年の疑問がやあっと全然違う分野から解けてきたんですね。ちょっと嬉しい。

で、楽しいのは、それぞれの茶が、同じグループの臓器の健康増進に効くという考え方もあるということ。私の先生はそうやって教えてくれました。
例えば、白茶は、金のグループで、肺です。実際、私は肺が弱く風邪も引きやすいのですが、せき込んだ時によい白茶をちゃんと淹れて飲むと収まります。それより肺が温かくなるのがわかるのです。これは凄い。

同様に、こんな感じ。
青茶(いわゆるウーロン茶というとざっくり言い過ぎかなー)ー木のグループー肝
紅茶ー火のグループー心
黄茶(中国茶好きから嫌われそうだけど一言でいうと微発酵茶)ー土のグループー脾(脾ってどこ?って言われると困るけど、中医学初心者の私的には胃や腸のあたりーって思ってます)
白茶(ほぼ発酵させてない芽茶というと槍が飛んでくるかしら...)ー金のグループー肺
黒茶(プアール茶とか)ー水のグループー腎

中医的に腎というのは、とっても大切なパーツ。普段飲んでる黒茶はここの健康を保つのによいんだわーと改めて納得。実体験を理論で追体験した感じですね。

でも緑?これはどーなの?うーん。疑問の解決は、新たな疑問を呼ぶ。
中国茶専門家達には1000年も昔に解決してることかもしれないけれど、現代の私は小さなことにつまづいたり転んだり首をかしげながら学んでいます。

※ここに書いたことは、あくまで若干の私の私見と多少の知識ですので、間違っていたらごめんなさい。ご了承ください。でも間違いを直すのは全然やぶさかでないので、間違っているとご存知の方はぜひお知らせください。
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by oeuf1 | 2005-01-08 13:55 | 茶 the
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