<   2006年 03月 ( 16 )   > この月の画像一覧
今週のブログたち(3/6-3/12)
こんにちは、週末ブロガーのoeufです♡(苦笑)。

今週はあちこちに記事書いちゃいました。
先週「アーティストであるということ」
私は絵も描かない、詩も書かない、歌も唄わないアーティストであると書いてしまった途端、なんかはじけたようです(笑)。自由になったのかも。

なにかが胸の中で変わっていってる気がします。
自由になりたかったのだけれど、それって胸の中にあるのかも。
チルチルミチルって本当の話かも。そんな春の始めです。

.macの正式アカウント買わなきゃ...といいつつ相変わらず私は
おうちの卵色日記で写真とブログしか更新ができずにおりまする(とほほのほ)

あちこちコメント書いていただいてももちろん嬉しいですが、
ここにまとめて書いていただいて全然構いません。

*卵色日記より(ここ)
http://oeuf.exblog.jp/

・ロマン・ノワールとかミステリー
私の好きな小説達ですね

*パリの本音フランス語「カイエ・ラルゴ」ブログより
http://largot.exblog.jp/

・安らかに眠って par コルネイユ マシャンドゥレヴ
久しぶりの訳詩です。毎度おなじみコルネイユ。

*titila的毎日
http://titila.blogspirit.com/

新着titilaやってきました。

écharpe blueue 青いマフラー

まだ冬支度のtitilaだけど。春はもうそこ。

*oeufうふ*たまご
http://oeuftamago.blogspirit.com/

詩作を ふとはじめました。

新作1作 旧作1作
・shiawase 幸せ(2003年5月4日 自分たちの結婚に寄せて)
・ishi 石

おうちの卵色日記より
http://www.estyle.ne.jp/cheznous/

*Podcastエリック先生Le prof Eric

きまじめに勉強するのが苦手な人よっといで。一応、パリのフランス語「カイエ・ラルゴ」のフレーズなんかを発音したりしてますが、エリックのアドリブ炸裂!
やっぱり根っから本職のピエロなのでした。
笑えます。

でも.macのアカウントを買うまで新着はムリみたい。ごめんねー。待っててねー。

*Blogおうちの卵色日記

・これ、何?

*Blogうふ*お料理

ないっす。料理は作ったんだけど、写真とれるほどのものはなかったつーか。

*photoアルバム

・photo 2006/2

新着ないです。ごめんちゃい。

・photo 2006春

春の写真撮りためてますが、アップできないのー。もちょっと待っててね。

ではまた来週〜。皆さまよい春をお過ごしくださいませ。
[PR]
by oeuf1 | 2006-03-12 16:22 | ブログスタイル style de blog
ロマン・ノワールとかミステリー
ずうっと以前に書いたんですが、私は本読みです(笑)

以前読んだ本とかで強烈な印象をもったものたちは
ここに書いております。

卵色日記の「読む lire」カテゴリー
http://oeuf.exblog.jp/i5

で、今日は久しぶりにフランスの犯罪小説ジャンルといわれるロマン・ノワールをとりあげてみたいな、と。

フィルム・ノワールっていうのもあるけれど、ロマン・ノワールもあるのです。
映画でいえば、「クリムゾン・リヴァー」J.‐C.グランジェ
あれは立派なロマン・ノワールの映画化ですね。
アメリカ映画と思ってました? 

犯罪小説といえば簡単ですが、フランスものってそうですねー救われない。
全然ダメ。世の無常利に放り出されてバイバイって感じ。
えーここに置いてくのー?ってのが第一読後感なわけです。

で救われない中でも比較的ましなものからいってみましょう。

といってもハリウッドのお金かけた超大作や簡単明快勧善懲悪水戸黄門小説に慣れた方にはこれでもかなり苦しいはず。

ま、これがフランセですわ。

まずは、超有名なブリジット・オベールの中から3点選んでみました。
この方のジャンルは、これといって決まったものがなく、サイコであったりホラーであったりいろいろなんですが、どれも精神的には全然よくないものばっかりです(笑)

落ち込んでいる人はもちろん、精神的にタフじゃないなーと思われる方、
落ち込みやすい方、人間ってグロテスクでもあるのよね、と思いたくない方は
おやめになったほうがよろしいかと...。

マーチ博士の四人の息子
ブリジット オベール Brigitte Aubert 堀 茂樹 藤本 優子 / 早川書房
スコア選択: ★★★★★

マーチ博士のところのメイドさんジニーがある日発見した日記には、
彼の快楽殺人記録が書かれていた。書いたのは、博士の4人の息子の誰か。
でもわからない。さて、ジニーは...。
というお話。最後でそれが誰の記録かわかりますが、本当に最後の最後。
もーお腹の中がひっくりかえっちゃうほど読んでて苦しいけど止められない。
名作です。確かフランスでのなんかの賞をとってますね。

森の死神
ブリジット・オベール 香川 由利子 / 早川書房
スコア選択: ★★★★★

これは比較的救われる推理小説。だけど設定がすごい。
エリーズという女性。全身マヒ、耳だけ聞こえる。車イスで指のほんの少しの動かし方だけでコミュニケーションをする、というスーパーな方が、結果事件を解決しちゃうんですね。
事件そのものはよくある殺人事件的なもの。でもわりにエリーズのそばで起こって、他に目撃者がいない、となると、話はいきなり込み入りますよね。
これ、ありなんだーと設定の妙にひっくりがえってしまった作品。


雪の死神
ブリジット オベール Brigitte Aubert 香川 由利子 / 早川書房
スコア選択: ★★★★★

エリーズの第2段。作品そのものとしては、森の死神ほどシャープじゃないけれど
エリーズファンなら無視できないでしょって感じ。
設定の妙です。これにつきます!

そして、私がロマン・ノワールとして一番イメージにぴったりな
なんてことない小説グルーム。

グルーム
ジャン ヴォートラン Jean Vautrin 高野 優 / 文藝春秋
スコア選択: ★★★★★

説明できないです。あえていうならキチガイじみてる。
最初の導入部は静かに始まりますが、こう終わるとは思ってませんでしたって話。
苦手な方は、途中で読み進めなくなると思いますね。
事実私も何度もやめそうになりました。
が、よくできた小説です。

この4作品に共通しているもの、私がロマン・ノワールと位置づけているものは、ちょうど絵の一部分を巨大化してカメラを通して見せられているような感じからはじまること。
そしてずんずんカメラが引いていって最後に全体が見える、と。
で、最初の一部分と全体の、いかに違うことか!と、自分で勝手にショックを受ける。

そうこの自分で勝手にあたえるショックというところが、決め手と思うんです。
もちろん小説家は意図して書いていますが、ほーらここでバーンと銃声がしてガーンと人が倒れて、なんて、優しく設定を道端に置いていってくれたりしません。

ただ道を描写するだけです。そうすると倒れた人がいて、血が飛び散っていて、逃げた男のものらしい足跡がある。追っていくと、逃げた男も倒れてる。手には銃。
さて、誰にやられたのか。追及していくと、たまたま逃げた男がぶつかった少年のナイフにやられただけだった。少年はなぜナイフをもっていたのか。近所のりんごの木からりんごをナイフで切って逃げてただけだった。そう誰も何にも関係ない。
ほーら救われないでしょ(笑)。巨大な陰謀があってほしいよね。でもないの。
だってそれが現実だから。

くーーーっ。自分で勝手にあたえるショックです。

というわけで次に読みたいと思っているのがこれ。
救われなさでは私好みな感じがする。

夜を喰らう
トニーノ ベナキスタ Tonino Benacquista 藤田 真利子 / 早川書房
スコア選択:

探せばあるもんで(インターネットサマサマです)
フランスのロマン・ノワール情報がありました。

仏犯罪文学総合紹介サイト Ex Deux Machine(日本語)
http://www.mages-et-anges.jp/

そのサイトで見つけた情報。フランスにはこんな専門誌もあるそうです。

ノワール専門誌《上海超特急》(フランス語)

http://shanghai.express.free.fr/

最後にお口直し。
フランスものだけじゃなくて、推理小説、犯罪小説、ミステリーは私のお気に入りなのですが、これはこれですっごい力作、名作と思うものを1つ。

極大射程〈上巻〉
スティーヴン ハンター Stephen Hunter 佐藤 和彦 / 新潮社
スコア選択: ★★★★★

自分が、ライフルをつかったスナイパーになってしまったような錯覚に陥れます。
そして、そのこだわりや美学も。
これを読んだ後で、スナイパーとかスパイ物の映画をみるとドキドキ感が違います。
なかでもこれはお勧め。

スナイパー/狙撃(1996)
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=51446
[PR]
by oeuf1 | 2006-03-12 11:18 | 読む lire
ここまでのダイジェスト(2/20-3/5)
ちょっとしばらくおさぼりしてましたが今日は大量よ♡。
卵色日記は記事が盛りだくさん。
.macの正式アカウント買わなきゃ...といいつつ油絵の具買っちゃった私は
おうちの卵色日記で写真とブログしか更新ができずにおりまする(とほほ)

あちこちコメント書いていただいてももちろん嬉しいですが、
ここにまとめて書いていただいて全然構いません。

*卵色日記より(ここ)
http://oeuf.exblog.jp/

・のぉんびりと2人で
・アーティストであるということ
・ビザーッ

*パリの本音フランス語「カイエ・ラルゴ」ブログより
http://largot.exblog.jp/

新着ないです。ごめんなさいー。

おうちの卵色日記より
http://www.estyle.ne.jp/cheznous/

*Podcastエリック先生Le prof Eric

きまじめに勉強するのが苦手な人よっといで。一応、パリのフランス語「カイエ・ラルゴ」のフレーズなんかを発音したりしてますが、エリックのアドリブ炸裂!
やっぱり根っから本職のピエロなのでした。
笑えます。

でも.macのアカウントを買うまで新着はムリかも。待っててねー。

*Blogおうちの卵色日記

・ぼくのロボ。あたしの絵(ぺちゃくちゃtitilaのうわさ話3)

*Blogうふ*お料理

・かりっ天ぷら

*photoアルバム

・photo 2006/2

こちらは一枚追加。

・photo 2006春

春の写真始めました♡

ではまた来週〜。皆さまお体には気をつけて。
[PR]
by oeuf1 | 2006-03-05 17:38 | ブログスタイル style de blog
ビザーッ
重い話題を書いちゃったから、少し口直し(といっても読む人はこっちから読むのかも。先に1つ後の記事「アーティストであること」を読むことをお勧めします。もし読んでくれるなら、だけど)

主人のビザ更新の季節となってまいりました。
ラッキーなことに、三年前に初めてビザをとったとき、てっきり一年だと思ったら、三年をとれちゃったんだよねー。だから初めての更新となるのです。

でもね、これを永遠に繰り返していくのはあまりに大変だし、例えば今私が死んじゃったら、主人は今のビザの期限までしか日本に滞在できないんだよね。更新してすぐだとしても、そのビザの期限までしかいられない。だから「永住ビザ」ってのが存在します。

日本人の配偶者の場合、これをとるのは比較的楽だといわれつつも、最低結婚三年以上、安定した結婚生活であるか、などの確認?などをするから、半年から一年ぐらい審査にかかるんだそうな。

どうもそれっていうのも、この「永住ビザ」をとった直後の離婚が絶えないんだって。日本人的感覚で理解できない!と思うほど凄いケースもあって、外国人男性と日本人女性が結婚しました。三年たって「永住ビザ」の申請をしました。ざくっと一年後この許可が降りたとしましょう。結婚して四年です。これで直後に離婚。相手の外国人男性は本国から内緒にしていた奥様と子供を呼び寄せて「永住者の配偶者ビザ」を取得するんだそうです(正確でなかったらごめんなさい。でも国際結婚関係を扱ってる弁護士さんサイトで読んだんですよお)。しぇーーーーーー。って言っちゃいました。
でもその弁護士さん、ちゃんとしたことを言ってました。「そういう男性の中には本国が戦争だったりするケースもあるのです。生死をかけているわけですから、日本人の感覚だけで考えるのは適当ではありません」(これも正確な文章ではないかも。でも私はこういってると理解しました)
だよね。日本は平和だよね。

冷静に考えてみると、身近に一人おりました。以前書いたアフリカ人。名前はもう出さないけれど、彼は、日本人女性と結婚していて「永住ビザ」が降りた途端、離婚してました(でも、本国から誰か呼び寄せたりはしてません。と思います。念のため書き添えておきます)。主人がこの「永住ビザ」を知ったのも、彼に見せられたから。決してあり得ないーという遠い世界の話じゃなかったんですね。

だから審査が厳しいのも理解はできる。でもさー私の住民票、戸籍謄本、確定申告書の写し、のほか、住民税の納付証明などなど、書類山ほど。

おまけに、主人は「永住ビザ」審査中に本来の「日本人の配偶者ビザ」が切れるのでこれも更新しなくちゃいけないし。書類がぎゃーーーー山のようにあるのよねー。

で、いちいち結婚生活について正当でうまくいってます、離婚なんてしませんって、っていうのを文章で書き示さなくちゃいけないんじゃなかったかな(違ってたらいいんだけどー多分そう)ふぅぅぅ。最初のビザ申請のときも、二人で撮った写真二枚以上ってのと、なれそめ(具体的に)ってのがあって、もー呆れるというか笑ってしまったことがあったもんな。
ブログ見て。ってのダメ?(笑)

で、この山ほどの書類を用意しているときに私が感じるのは、主人の日本国における正当な保証人として、私は日本人として正しく生活してますか?と問われている気がすること。そうです。ビザ的には私は主人の配偶者である前に保証人で扶養者なんだよね。
ふつーと思うけどー別に悪いことしてないけどー大丈夫だよーただ結婚してるのがフランス人ってこと以外何も日本人的に変なことしてないってばー。
と紙に向かってつぶやいてしまった三年前。
今回もおんなじことをやるんだろうな。

やっぱ「永住ビザ」を申請して無事ゲットして、こんな思いをしなくてすむようにしよ。私は、主人の妻なだけであって、保証人でも扶養者でもないから。

ってなわけで、ビザ更新の季節、6月まで続くのでございました。すでにへたり気味。
[PR]
by oeuf1 | 2006-03-05 17:22 | 雑感 divers
アーティストであるということ
また長年おなじみの自問自答にぶちあたってました。まだ、かな。

私はアーティストなのか?

自問自答したって答えは出ないのですが、そもそも答えがでる疑問ではないのですが、
それでも止められないのはなぜでしょうね。

今日はこのうんざりする自問自答につきあってくださるなら、ってことで読んでくださいな。そんな気分なの。

私が、まーいわゆるクリエイティブ系のものに触れ関わったのは、記憶する限り3歳ぐらいから。
父の友人のドラマーさんから、私がリズム感がいいことをめちゃめちゃ褒められたそうです(私の記憶じゃないか。。。)
それから6歳で絵画を始め12歳まで油絵をやってました。これは母の希望。
もう二度と死んでもやるもんかと思ったぐらい嫌になってやめたんだけどな。
それから、10歳でバレエ、11歳まで。もっとこれはやりたかったな。
ジャズダンスは2年ぐらい。18歳ぐらいだったと思うな。

10歳で合唱。15歳まで続けて、後は断続的に続けて、40前後でシャンソンを1年習った。ソロで唄ったのはこのときが初めてかな。
後は、パーカッションからドラムスと13歳から23歳まで。
ジャズピアノを27歳ぐらいから2,3年。

詩は、そう10歳ぐらいから。でも完成したことなかったんだよね。
13歳のある日、中学校が全焼して、ある日突然学校が無くなっちゃった。それで雷に打たれたみたいに書けるようになって、14歳で、中原中也の詩に出会って、毎日中学校に中原中也の詩を万年筆で清書して下敷きに入れてもっていってた。

フランスを意識したのは10歳。Queenのキラークイーンという歌の歌詞にブルジョワの飲むお酒としてモエ・エ・シャンドンというのが出てきて「理解できない単語っ」と記憶してしまったのが最初(英語は3歳からやらされてたから、一応耳慣れてはいた。大嫌いだったけど(笑))。その後、12歳でミッシェル・ポルナレフの強烈なファンの友達に家に呼ばれて、午後中躍らされた(体力的にも精神的にもきつかったデス)。

というのはまーおいといて、14歳中原中也に出会ってから、私はダダイズムというアートの流れを知り、意味もわからないまま勝手に自分の源流にしてしまったのだよね。
フランス語ができるようになってから主人が見つけてきたダダイズムのサイトがあって、改めていろいろ調べたら、ルーマニアの詩人T・ツァラが辞書に無作為にナイフを突き立てて、あたった言葉DADA(フランス語では「木馬」の意味だそう)でダダイズムと名付けられた、かなりのアナーキズム、意味もないところに意味を見いだすというふうに私は理解しているけれど、未だによくわからない。多分一生この言葉の意味は探していくような気がする。

ダダイズムとは
余談だけど偶然みつけた「ダダイスト新吉」の書いた詩。ダダイスト新吉は本名高橋新吉といってダダイズムな人だったらしいんだけど、中原中也がこの人の影響から詩を書き始めたと言われている。「ダダイスト新吉の詩」というのが彼のことを書いてある評論に載っていて、私はこの詩を読んでダダイズムを探し始めたんだった。
東京紅團(小説家などの人生を追いながら街を歩いてる、中原中也のもある)
ダダイスト新吉の書いた詩
Data et Dadaism(フランス語と英語)

こんだけ取っ換え引っ換えやっときながら、職業としてクリエイティブ系を今やっていないのは、自分のそのセンスをお金にすることができないとわかってたから。
お金を払ってもらうためには、お金を払う人が気に入るようにしなくちゃいけなくて、それはできないって本当に知ってたから。

このことは15歳ぐらいで理解し始めて18歳のときにはっきり理解した。
絵だろうと音だろうと文字だろうと、作りたい欲求はものすごく強くあるのに、それを続けると崩壊していく気がした。
だからその時から、ある意味私の人生は余生となってしまって、あきらめからしか始まらなくなってしまっていた。

その頃読んだ、坂田靖子という漫画家の「パエトーン」という作品にきつい一言が書いてあります(漫画は今はまったく読まないんだけど、坂田靖子とか、気分はもう戦争のころの大友克洋とかは20代遅くまでかなり読みました)。才能がありながらそれに振り回されて疲れてしまった主人公の画家の一言。正確には覚えてないんだけどこんなだった。
「僕は芸術を捨てたいんだけれど、芸術が僕を離してくれないんだ」
これは今でも戻っていく言葉です。苦しくなるとこの言葉を思い出す。

そして、物を書く、といっても私の場合テクニカルライターだから、かなり技術的な文章ではあるのだけれど、という仕事を一度通過することによって、ある意味楽になりました。できないのではなく、しないのだ、と。

それからしばらくしてフランスってものに直接触れるようになり、フランス人の友人達ができ、なかでもフランス人のアーティスト達が多くまわりにいるようになって、1つ大きく変わっていきました。

書きたいんだろ?何か作りたいんだろ?じゃ、アーティストだよ。

皆が皆口をそろえてそういうのにびっくりしました。
日本じゃ、私みたいに芸術大学とか専門学校を出てない人は、アーティストの枠にも入れてもらえないし、物を書いたってテクニカルライティングや、その後にお茶の本を書いたけど、物を書くってだれでもできるよね、って扱いをずいぶん長く受けてきたから。だれでもできることを正面切って仕事っていってお金もらって、いいねぇって。
コピーライターなら美しい言葉を考えられるし書けるけど、テクニカルライターは正確でわかりやすい文章が書けなくてはだめ。正確でわかりやすい日本語なんて「アートじゃない」そういわれ続けてきた。

だから、フランス人達が、何いってんの?アーティストは生まれたときからそういうもんだよ。学校出なくちゃいけない人はかわいそうだね、衝動も才能も学校で教えてもらわなくちゃいけないんじゃないの。って皆に言われたときは、本当にびっくりした。

それから私はアーティストになったんだった。
生きてても、呼吸してても、少林寺してても、笑ってても、私は生まれたからアーティストなんだった。

そう思い切ってから、絵も言葉も歌もまた始めるようになったんだった。40歳過ぎてからやっと越えてきた壁だった。むちゃくちゃで意味もなく、12音階とか色調のバランスとか、五七五の語感とか全部捨てて、ただ思いつくまま。

不安になると主人の目を見た。何より主人は生きるアーティストの見本みたいな人だ。ゆるがず、宙に呼吸という絵を描く。

二週間前、少林寺の気功で瞑想をした。今までにないぐらいひどく深く。
それからずっとある衝動が夢に出てくるようになった。

油絵。十二歳でやめたあの忘れてた感覚が夢で別の自分を生きるようにリアルに戻ってきた。
二週間待って、衝動とリアルさが消えないから信じてみようと思って、エリックに相談して絵の具を買った。
そして描いてみた。




何をしたいのかな、私。

でも主人は、この色いいねーたまんなくいいねーって言ってくれた。
よし、大丈夫。これでもう少し前に進める。

私はアーティストだ。
でも詩を書かない詩人で、絵を描かない画家で、歌を唄わない歌手だ。

だって自分でそう名付けたから。

ここまで読んでくださった方が何人いらっしゃるかわからないけれどありがとう。
[PR]
by oeuf1 | 2006-03-05 16:58 | 雑感 divers
のぉんびりと2人で
ふぅ。
やっと復活してきました。といっても昨日どーんと落ち込んだのでまだ余波が。
うまく笑えません。でも大丈夫。書いているとよくなるのは物書きのサガですから(笑)

3月1日は映画の日。こんな日でもなければ映画館になんていけないわっ高くて。
というわけで、行って参りました、立川の映画館。ちょーかっこよかった。びっくり。
音もよくてお勧めでした。CINEMA TWO。
で観た映画はこちら。とーぜんフランス映画。

ナイト・オブ・ザ・スカイ
http://www.skymovie.jp/

てっきり「空の夜」だと思って???となったらフランス語で納得。

レ・シュヴァリエ・ドュ・シエル
Les chevaliers du ciel
http://www.leschevaliers-lefilm.com/site/main.html

ナイトはnightじゃなくてknightなのね。
空の騎士でした。なぜ英語のタイトルー!?

ブノワマジメルがいい感じだったし、クロヴィスコルニアックも楽しかった。
フランス語でぶつぶつ色んなバカなことを言ってるもんだから、エリックと二人で爆笑。ひこーきおおきいねー、すごいねー目がまわるねーと小学生並の感想で堪能しましたが、どうやらこの映画日本じゃあんまり受けてないみたい。

売り出し方も悪いしね。だって、フランス版トップガン っていってるし。
違うでしょ。観る前にあちこちのサイトでどんなふうに皆感想をもったのかな、って興味があってみたけど、「全編フランス語だったのがびっくりした!」なんて感想もあって、困ったなぁ〜。広告するときにやっぱちゃんとフランス映画だっていうべきと思うんだけど。そうすれば、なんというか分かりやすくすっきりさっぱりには終わらないってことも同時に伝わると思うんだけど。

訳もね。バカを言ってるところを正しいニュアンスで訳してなかったし、全部は訳してなかったし。軍隊のやろーどもがあんな言葉使わないってっていう奇麗な日本語でブノワ・マジメルさん、お話になってたそうです(字幕によると)。うそだねー。

タギョル!セミュー!(黙れよ。そのほうがましだぜ)が、黙れ。しか訳されてなかったしね。そういう1つ1つがいまいちな人気の原因かも。(もちろん字幕の制約で短くしなくちゃいけないのは知ってますけれどねー)

ま、私たち2人はひこーきー、ブノワもクロヴィスもバーカー。たのしー。
と堪能したわけですね。
いい映画でしたよ。ほんと。

で、その前に立川の駅ビルの中にあるお茶屋さんに行ってお茶を飲んで買ったのでした。エリックは中国茶屋さんは何度目かなので雰囲気も慣れてるけれど、初めていくと面食らうかもね。この立川の悟空はなかなか中国の雰囲気があって、ポットサービス(紅茶のポットサービスと違って、お湯をサービスするやかんサイズのポットサービス、制限なし)があるので、何杯でも堪能できるのがよろし。








これはうちの中国茶コーナー。ま、私の宝物というか人生の一部ですかね。



[PR]
by oeuf1 | 2006-03-05 15:57 | 雑感 divers